ウィルコムに限らず、携帯のメールアドレスに迷惑メールが届くものになってしまいましたが、
ウィルコムはここ1週間ぐらいで突然といってもいいぐらい、送られてくるようになりました。
内容はドコモやau、ソフトバンクを初めとする携帯メールアドレスの偽装で、内容はアダルトサイト
への誘導や、SNSなどへの誘導となっています。
気になるのが、自分以外(「To」以外)の「Cc」に@willcom.comアドレス宛てに送られている
ことです。今自分が使っているアドレスは、プロバイダー(ぷらら)の転送サービス1ヶ所以外に
登録したことがなく、誰にも教えたこともありません。つまり、数打ちゃ当たる作戦は考えにくい
ため、プロバイダーから漏れたか、ウィルコムから漏れたということですが、後者の方が可能性が
高いのかもしれません。
今のところ、ぷららから漏れたような情報はネット上で探してみる限りなく、むしろまとめwikiにも
ありますが、迷惑メールによくある頭文字がa→zの順番など関係なく、ニックネーム+誕生日の
ようなアドレスにも送られているので、ウィルコムから漏れた可能性を疑う方が自然だと思います。
ぷららの転送メールサービスを利用しているウィルコムユーザーがこんなにも多いとは思えませんし。
もちろん仮定の話ですので、本当にアドレスがウィルコムから漏れているかは分かりませんが、
それ以前に各携帯キャリアのメール機能はこのままでいいのでしょうか?またキャリアのメールに
依存しているサイトやCP(コンテンツ プロバイダー)はこれでいいのでしょうか?
間違いなく今の日本では、携帯各社のインターネット接続サービスが最も多く使われています。
つまりどれも最大級のプロバイダーです。そのプロバイダーが迷惑メールを防ぐ措置が万全では
ないとはどういうことでしょうか。ドメイン指定やアドレス指定での拒否、なりすまし拒否など
サービス開始当初よりは進んでいますが、特定の文字を含む迷惑メールを弾くなどPC向けの
プロバイダーが行っているサービスはいつになったら導入するのでしょうか。
本来は携帯のメールアドレスは最もプライベートな類に入るものですが、例えば企業のサイトで
割引を受けるには携帯のメールアドレスが必要なため、携帯から登録しないといけないだとか、
個人の身近な存在に入り込もうとしたいという動機は分かりますが、なぜ携帯のメールアドレスしか
ダメなのでしょうか。別に転送アドレスなど携帯以外のアドレスでもいいのではないでしょうか。
個人に連絡が付けばいいのですし、アクセスは携帯からしか受け付けなければいいのですから。
これに対する1つの答えとして、ドコモやソフトバンクが2番号2メールアドレスのサービスを
実施していますが、メールアドレスを変えることは、他の人への連絡や登録しているサービスへの
変更依頼など手間がかかります。これが既に当たり前の世界になっているのかもしれませんが、
本来はその多くをプロバイダーであるキャリアがコントロールしやすいようにユーザーに受信するか
しないのか自由度を与えるべきです。しかし、今はとても自由度があるようには思えません。
使いにくいと私は思います。
話は戻りますが、ウィルコムには急に迷惑メールが増えた原因とその対策をきちんとお願いたい
ものです。