きのうの能登半島沖の地震で亡くなられた方が1人おられました。
ご冥福をお祈りするとともに、失礼な言い方だとは思いますが適切な言葉が見付からないため
あえてこう書きますが、地震の規模の割には被害が少なくて済みそうです。
電気は復旧し、水道も自衛隊などによる給水活動でほぼ確保されているとのことなので
最低限の生活はできるので、阪神・淡路大震災のような状態まではいかないでしょう。
経験上、電気があれば気分はまだ落ち着きますし、電子レンジがかなり普及しているので
火を通すだけの料理ならできます。冷凍食品もチンでできますし。
この記事を読んでいる人で「何かできないか」「手伝えないか」ということが思うでしょうけど、
この規模の災害なら、専門技術が生かすことができないボランティアや物資の提供は
どちらかというとNGです。医療の専門家など技術の提供か義援金が一番喜ばれます。
現時点では
石川県が「ボランティアは待って」と広報しています。
おそらく必要とされる専門分野の人を募集することになると思います。
全壊や半壊で家に帰られない人は避難所で過ごすことになりますので、これからは
プライバシーが問題になります。またお年寄りが多いので、風邪が蔓延しやすくなります。
と同時に精神的にくるのでカウンセリングなどが必要となります。
医者や看護師、カウンセラーは望まれると思います。しかし必要ない物資は望まれません。
自治体が「〜が足りない」とするとドッと送られてきますが、そこまではいらないんです。
新潟中越地震では洋服が必要量以上に届き、対処に困ったそうです。
では、なぜ義援金が喜ばれるのか。
お金はいろんな用途に使えるという利便性がありますが、それ以上に
地元にお金を落とすことで、経済が活性化し、復興のスピードアップとなります。
もし被災地で直接助けたいというなら止めませんが、やはり違うカタチを勧めます。
今行くよりも、今年の夏旅行で行くとかお金を落とすことと、地震直後の“今だけ”の支援よりも
“継続”的な支援の方がありがたいはずです。
能登半島には
和倉温泉や
のとじま水族館など観光施設があります。
和倉温泉の旅館の中には被害を受けたところもあるようですけど、鉄道や道路を含め
復旧するまでは打撃を受けるでしょうけれど、復旧にそんなに時間がかかるとは思えません。
ですが、おそらく「地震の街」として当面は風評被害を受けてしまうでしょう。
それが一番の打撃なんです。だから旅行でもどうぞってことなんですけどね。
もう1つしないといけないのは、自分自身の地震対策です。
都知事選での震災対策が争点の1つに挙がってきていますが、行政がどうしようと
最終的に身を守るのは自分自身です。まず自身での心構えや対策を考えてみましょう。
東急ハンズやホームセンターでは防災グッズが売ってますので買うのもよし
自分でそろえるのもよしです。
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「今地震が起きたら」って考えたことありますか?
posted by メイさん at 04:57
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