プラットフォーム「Android」を発表しました。リリース(英文)によると
コンセプトは「Open Software, Open Device, Open Ecosystem」のようです。
この34社には、日本からドコモとKDDIが、また日本にも供給しているメーカーとしては
HTC、LG、サムスン、モトローラが入っています。しかし、ノキアやシーメンスは入って
いませんし、日本メーカーも参加はしていません。
Googleのイメージするところは、ブラウジングソフトのように1つの選択肢と主張したいので
しょうけれど、実際はOSやミドルウェア、UIにアプリケーションと包括的なものになる
ようなので、実際はPCのようなWindowsやAppleなどのOS戦争に発展する可能性が高いと
思われます。
端末代を下げる効果はあるでしょうけれど、Windows MobileのようにCPUやメモリなど
の差はあっても、基本操作がほぼ同じで差別化ができるのか今後注目です。
オープンなのに日本メーカーなどが参加しない理由は既にキャリアごとに取り組みが
始まっていたり、既にある組み込みソフトを使うことでコストダウンを図っていただけに
様子見をしたいのかもしれません。それでもドコモやauからは数機種は出るでしょうね。
一説には、これをGoogle Phoneとするというウワサが飛び交っていますが、これは違う気が
します。本当にGoogleがやりたいのであれば、完全Google仕様にするでしょうし、
「これこそがオープンなものです」というものを全世界で出すでしょう。以前にウワサされた
内容と今回発表になったものとは微妙に違いますし。
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