いますが、そこにドコモやKDDIからの見方が載っています。一部を抜粋すると
ただ、同業他社の見方は少し異なる。KDDIの小野寺正社長兼会長は「NTTドコモさんや
auが狙っていなかった分野で契約を増やしているようだ」と分析する。
その分野とは零細企業。ドコモ、KDDIは一般個人や大企業、中小企業向け営業に
力を入れているが、零細企業はほとんど手つかず。そこをソフトバンクが先行して攻略し、
契約獲得につなげたとみている。
とあります。ホワイトプランの魅力は、基本料金と内線電話代わりにできる料金プランです。
705Pと705SHを大量に発注した分を、法人にバラ撒いているのだろうとは思いますが、
それ以外にも個人向けにバラ撒いている節はあります。今月のカタログ掲載機種の内、
706N,705P,706P,707SCU,708SC,709SC,810SH,811SH,812SH,813SH,
810T,811T,812T,813T,904Tは、新規契約ならば事実上の0円機種となっています。
またそれ以上に安い新スーパーボーナス一括払いで9800円というのが出始めています。
これは最初に9800円で端末を買えば、24ヶ月間、毎月980円ずつ割り引かれる仕組みなので、
事実上の「マイナス機種」とも言えます。最近、Yahoo!地図情報にスパボ一括マップが
作成され、この情報を見る限りでは主に東京に集中しているようですが、2台目需要とともに
先延ばし戦略があるからなのではないでしょうか。
ソフトバンクの売り方の主流は新スーパーボーナスです。おそらく多くの人は24ヶ月払いと
と思われるため、事実上27ヶ月間使うと思われます。そうなると、2年3ヶ月間は、解約されにくい
状態を作れます。このことをソフトバンクは解約率が下がっている一因と公表していますが、
おそらくこの間を利用して、サービスエリアの拡大や拡充をするのだと思われます。ただ現状では
交換機などに設備投資が回り、エリア拡大まで資金が回っていないような節もあるのですが。
新スーパーボーナスで解約されにくい状況は、まだ1年半ぐらい猶予があります。
おそらく、それまでにエリアの問題をクリアさせるつもりなのでしょう。
先日リリースされた「フェムトセル」は自宅に基地局を作る「ホームアンテナ」の発想で、
PHSなどのリピーターとは違い、ブロードバンド回線に繋ぎ、エリアや交換機の容量の問題を
根本から解決しようと実証実験を始めたばかりですし、法律上の問題点があるため、
それらをクリアしてからということになりますが、CNETJapanでは「来年春かもしれない」と
していますので、このサービスが開始されれば、かなり優位になるのかもしれません。
来年度から総務省が決めた、インセンティブモデルの見直しが始まります。おそらく、それまでに
インセンティブのバラ撒きであろうと売ってしまいたいのが本音なのでしょう。ソフトバンクに
限らず、ドコモもauもその傾向が最近強くなってきています。それでもソフトバンクが
売れるのはホワイトプランだからなのでしょう。2台目として事実上の0円機種や
「マイナス機種」を買って、ホワイトプランの無料の範囲内で使うなら、エリアや他のことに対して、
あまり文句を言う人もいないと思いますが、計算づくだとは言え、少しやり方が無茶な気もします。
半年なり一年なり、エリアが改善されたという実感できる期間がなければいけないように思うのですが。
そういう意味では、そんなに残り時間があるようには思えないです。
「安いから」で解約はないかもしれませんが。
半年〜1年かかるために時間稼ぎをしているという意味です。
「安い」だけでなく、エリアを改善させることが重要なのは、その通りだと思います。
実際のところ生活県内ではドコモと変わらないという人が多いと思います。
SBの電波に不安があり、ドコモやauとの2台持ちにしてみたら、SBの電波でも全く問題がなく結果的に元のケータイを解約し、SBの1台持ちになるというケースも多く見られます。
エリアの拡大は確かに急務ではありますが、
電波がそこまで他社に劣るわけではないということが口コミで広まるのはもっと重要なことだと思います。
ただ、気になるのは、電波の受信感度の非常に悪い705SHが売れ続けてるところですね…。
>新スーパーボーナスで解約されにくい状況は、まだ1年半ぐらい猶予があります。
で、このように書かれているわけですから、開局に1年〜1年半かかっていては、この層の人が改善を実感する時間があまりないのではないかと思い、残り時間はあまりないのではと書いたのですが…
でも、その1年〜1年半の間も順次改善は進んでいくと考えれば、この層の人たちもエリアの改善を実感する時間は十分あるってことですよね。ちょっと、偏った発想になってましたね。
すいません。
生活圏は人それぞれ違いますので、都心部と表現した方が正しいかもしれませんね。
都心部では急速に状況は改善しましたし、口コミなのかもしれませんね。
コメントして頂いた方が助かります。
順当に行けば半年〜1年で基地局開局までかかりますので、
エリアが改善されたと感じる時間的余裕は十分にあると思いますよ。
と言っても最近は基地局を立てにくくなってきていますし、さらには
すぐに電波状況改善できるフェムトセルの話が上がってきているのでしょう。
フェムトセルはソフトバンクに限らず、ドコモもauもイーモバイルも考えているでしょうし、
ウィルコムはマイクロセルとホームアンテナで、ある意味フェムトセルに似た形ですしね。