竜巻は積乱雲(雷雲や入道雲)の下で起きる。
上昇気流なら竜巻。下降気流ならダウンバースト。
竜巻になるのかダウンバーストになるのかは
低気圧の成長・成熟期に発生するか、減退期に発生するかの違い。
もちろん発生のメカニズムの違いはあるが、一度起きてしまうと被害が出てしまう。
では、防ぐにはどうすればいいのか。
積乱雲の下では、
「雨」「強風」「雷」「ひょう」「あられ」などが目安
となるらしい。
竜巻やダウンバーストを予報するにはドップラー・レーダーが欠かせないが。
現時点で導入されているのは
新千歳空港
新東京国際空港(成田)
東京国際空港(羽田)
中部国際空港
大阪国際空港(伊丹)
関西国際空港
福岡空港
那覇空港
気象大学校(柏市)
※今年度中に名古屋・仙台・新潟に導入予定。
の9箇所にしかない。
また仮に全国網が出来上がっても直接防ぐ手立てはなく
避難するしかない。
京都大学防災研究所 気象水象災害研究部門(暴風雨・気象環境分野)の
石川裕彦教授によると
【竜巻から身を守る心得】
@ビルなどの頑丈な建物の中に逃げ込む
A建物の中では、ガラスから離れてなるべく建物の中央へカーテンを引く
(ガラス破片の散乱防止)
B木造建築では雨戸があれば閉める(時間的余裕があれば)
C車に乗っていたらすぐ止めてビルなどの頑丈な建物の中に逃げ込む
(車で逃げようとしない)
D隠れるところがなければ、地面に伏せて頭を覆う。
近くに飛散しそうな物がないことを確認(車両の近くは特に危険)
E映画「ツイスター」で橋の取付部に隠れていたが、あれは特に危険
(と最近の米国のtornadoマニュアルに記載されている)
らしいです。
今回の竜巻は「竜巻が起きるかもしれません」とは予報はされなかったが
平成18年11月7日5時55分 札幌管区気象台発表
<風の予想>
最大風速
日本海側・太平洋側 海上25メートル、陸上20メートル
オホーツク海側 海上23メートル、陸上18メートル
なお、最大瞬間風速は最大風速の1.5から3倍以上になる場合があります。
とは発表されている。
今回の原因は寒冷前線(爆弾低気圧)
とも言われているが
竜巻は積乱雲が原因で、その積乱雲は強風をもたらすことが分かっているので
竜巻やダウンバーストを含んだ言い方「突風」ではなく
具体的に「突風や竜巻やダウンバースト」に変えて欲しい。
国には観測体制の強化。
民間(企業)には、住宅を含め対策。
また、自分達も
「突風」=「竜巻・ダウンバースト」
の意識改革が必要だ。
そして地震でも火事でも最後は
自分達の身は自分達で守らないといけない。
京都大学石川裕彦教授 暴風雨災害研究分野より
http://ssrs.dpri.kyoto-u.ac.jp/~ishikawa/%91%E6%82P%8FT.pdf
朝日新聞「寒冷前線、竜巻の最大誘因 過去35年、台風超す98件」
http://www.asahi.com/special/061107/TKY200611080195.html
NHK「サイエンスZERO:集中豪雨を予測せよ 積乱雲研究最前線」
http://www.nhk.or.jp/zero/dsp15.html
気象庁「気象庁の風観測について 平成18年2月1日」
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/08/080201/04.pdf
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