ここ4ヶ月の純増がウィルコム並みで、ライバルであるUQには3倍近い差を空けられています。
イーモバイルの悪い点は、「データ通信」が前面に出してPRし始めたため、調子のいい時は
よかったものの、UQなど他が台頭、あるいはそれ以上の結果を出してきた時に、「データ通信」の
イメージを脱却できず、他社と比べ音声端末(スマートフォン)があまり売れない状況です。
私からすれば中途半端に感じます。利益を出す仕組みでないといけませんが、ウィルコムのような
思い切りが必要だと感じます。
今はLTEをメインにPRしています。決して間違いではないですが、G4のエリアも他社と
見劣りするなど、いくら速度が出ても、エリアで勝てない。これでは主に都市部でしか勝負
できません。ウィルコムと似た状況です。
しかしウィルコムは逆転の発想で「だれとでも定額」を始め、端末を配りまくり、成果を出して
きています。一方でイーモバイルは、どちらかというと淡々と事業を行っている印象があります。
個人的な印象なので、受け取り方は人それぞれでしょうけど。
イーモバイルが今やるべきことは、ドコモ網を使っているMVNOのように回線速度を落として、
月額料金を抑え、端末なりSIMなりを配りまくることではないでしょうか。
例えば「下り最大500kbpsで月額1500円」のように、「500kbps」「1Mbps」のような上限を
決めたラインナップを入れるべきだと思います。
目先のキャンペーンでつなぐやり方は、ウィルコムがダメだった頃のやり方と一緒です。
本質的に変えないと、いくらキャンペーンで引っ張ってもダメなものはダメです。
それがこの業界ではないでしょうか。
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