

この2つのイメージを知っていただろうか?
NHKのニュースで初めて知って思わずツッコミたくなった。
「ICカード方式の成人識別たばこ自動販売機」と「タスポ(専用カード)」だ。
ちなみに、私は生まれて一度もたばこを吸ったことがない。
偏見と思われるかもしれないが、愛煙家には“違った見方”を知ってもらえれば…と思う。
私は、たばこを吸わない。
世の中からなくなっても問題ない とまでも思う。
体を壊してまでも「なんで吸う」と思う。
こういう言い方をすると
吸わない人間の戯言と思われても仕方ないとは思う。
だが、
ポイ捨て。歩きたばこ。未成年者の喫煙。受動喫煙。
をどう感じるだろうか。
たばこを「吸う」「吸わない」は個人の自由である。
だが、周りに迷惑をかけるとは別次元の話である。
本題に入ろう。
「ICカード方式の成人識別たばこ自動販売機」は
2008年3月以降、順次全国で導入され、
現在の自販機は全て置き換えられる。
ICカードの愛称は「タスポ」。
氏名・年齢・顔写真・生年月日が記録されたICカードだ。
もちろん電子マネー機能も搭載されている。
2万円までチャージ可能らしい。
それを↓自販機にタッチして買う。

画期的な有効な手段を思うかもしれないがと思うかもしれないが
それはトリックだ。
この自販機は、未成年喫煙防止 + 売上UP + 自販機ドロ防止 を目的にしていると思われる。
電子マネーの利点である、思わず買ってしまう心理的な点と
自販機に現金を入れずに済む点をうまく使っている。
しかし。肝心の
未成年の喫煙防止には、落ち度あり。
街中で制服姿の喫煙姿を目にしたことはないだろうか。
いろんな調査結果では、初めてたばこを吸うのは中学生からが案外多いらしい。
そして、たばこは依存度が高い。
別に中学生でなくても高校生でもいい。
制服を着た学生が堂々と、たばこ屋やコンビニでたばこを買うだろうか。
売るわけがない。
制服を着ていなくても顔や服装などを見れば、少なくとも中学・高校生は認識できるだろう。
つまり、これこそが未成年者への喫煙防止策なのだ。
現在、種子島で実証実験をしているが、案の定
借りた「タスポ」を使って、買って補導されている未成年者が出ています。
しかも「タスポ」は電子マネー。
“タダで買えてしまう”ことも起きてくるでしょう。
私からの提言。
たばこをなくせ。
それが無理なら
お財布ケータイに限定しろ。
お財布ケータイを持ってないなら店頭で買え。
ケータイは肌身離さないツールのひとつだ。
財布からカードが落として使われたり、カードを抜かれたりする可能性はあっても
ケータイからお財布ケータイの機能が落ちることはない。
お財布ケータイが分からないなら、店頭で買えばいい。
近くに買うところがないのであれば、あきらめて禁煙すればいい。
禁断症状に陥りそうならば、吸うよりも病院に行った方がいい。
脱 自販機
これが最も迷惑をかけない、たばこ環境ではないだろうか。
ちなみに、なぜ2008年に全ての自販機を置き換え始めるのか。
それは、税金UP時への対応が関わっているのだろう。
愛煙家のみなさんへひとこと>>
周りに迷惑をかけないでください。
それと税金納めてくれてありがとう。
「タスポ」が気になった方はhttp://www.tioj.or.jp/avvm/を参照してください。