交渉はしている」ということは認めたウィルコムですが、気になるのが目的です。
現行のPHSの補完機能としてしまうのか、それとも次世代PHS「WILLCOM CORE」の補完
機能とするのかということですが、初報の日経新聞の記事には、目的が書いてありませんでした。
時事通信の記事では
現状のPHS回線では通信速度が毎秒最大800キロビットにとどまり、画像や文書の送信に
限界があることから、同7.2メガ(メガは100万)ビットが実現できる第3世代携帯電話網を
活用する。(一部抜粋)
と報じています。さらにフジサンケイビジネスアイの記事では
ウィルコムはサービス提供エリアを順次拡大し、13年3月末までに人口カバー率を92%に引き
上げる計画だが、サービス提供開始時期は地域により数年間の差が生まれる。そのため同社
では、ドコモの「3.5世代」と呼ばれる高速通信網を借り、毎秒7.2メガビットのデータ通信
サービスを提供する計画。(一部抜粋)
と報じています。
これら2つの記事だけでは現行世代の補完なのか、次世代の補完なのか分かりませんが、
いずれにせよ、今のW-OAM TypeGでは太刀打ちできない状態になっていることは間違いなく、
他社と対抗するには他社回線を借りることの方が得策だと考えたのは間違いないようです。
深読みをすると、次世代PHS「WILLCOM CORE」のエリア拡大までの補完機能の面が大きいと
思いますが、次世代のエリア拡大が遅れる地域では現行世代を使うことになります。このような
地域では、基地局の数も都市部ほど多い訳ではないので、「16x」のようなサービスも現実的では
ないです。そう考えると、現行世代から補完させると思います。
今のウィルコムは若者には「HONEY BEE」のようなシンプル機種が当たっている反面、法人が
離れてしまっている面があります。原因は料金以外にも端末や回線速度などの総合的な
サービスで他社との魅力に劣る部分があるからだと思いますが、そこをテコ入れする目的があると
すれば、現行世代の音声端末にも導入してきそうな気がします。
思い起こせば、ウィルコムなのに「090端末」が意匠登録されていましたし、8xのW-SIMを開発する
には時間がかかり過ぎていると思うのは気のせいでしょうかねぇ。
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しかし、実現したとなると気になるのはパケ代ですね。できればローミング契約が必要だったとしても定額料金で提供して欲しいですね。イー・モバイルの場合は別途にローミング契約が必要な上に従量料金ですから。
日経が報じていた「競合他社より2割安い料金」は定額制とは書いてなかったので、何とも
言えませんが、IIJモバイルがドコモのMVNOで定額をやっているので、定額制も導入される
と思いますが...。